こんばんは。

今回は前回の記事でも少し書いた、密集ノジュールの紹介です。

こんなノジュールでした。
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まあ、コザコザノジュールです。今年(2017年)の6月にO平にいって採ってきたノジュールです。

どんどんはがしていくと、ゴードリやヨコヤマオセラスが見えてきました。
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としていますと、突起のある異常巻きが見えました。
ん!これは初めてな感じだ
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先を追っていくと、ターンしてます
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どこまで続くかな~?
だいたいここまでかな?
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初めてでしたので、書籍で探しましたところ、パラソレノセラスのようです。
まずまずな長さです。

他も削ります。
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それぞれは小さいけど、いろんなサントニアンの仲間が密集。
どの面にもアンモナイトがついているので、台となる部分がないんです。
いや、次のようなものを作るために、あえて土台となる部分を残さなかったというのが正解です。

ということで、こういったものを考えました。


まずは、ドリルで穴をあけます。振動で壊れるのではないかと、内心ヒヤヒヤ。
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アクリル板にも穴をあけ、ボルトを貫通させました。

子供に手伝ってもらいました。
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そして、化石を合体。接着剤で固定しました。
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そして、完成品。

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いかがでしょうか?パラソレノセラスは初めてなので、見やすいようにセットしました。

ちなみに、この盆栽にはいっているのは、わかる範囲(間違っているかもしれないけど)で

・ヨコヤマオセラス
・パラソレノセラス
・ゴードリセラス
・ダメシテス
・フィロパキ
・ポリプチコセラス
・ユウパキかメヌイテス
・イノセラムス

豪華でしょ?ぜーんぶ本当に小さいですけどね(笑)

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ユウパキかメヌイテスの幼殻かな?
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ゆくゆくは、このアクリル板に加工したアルミプレートで産地情報を入れる予定です。
ちょっとかっこいい標本台となったでしょうか?