新年あけまして、だいぶ経ちましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
いろんな石に手をつけては~~とクリーニングをしてきましたが、2年越しの石。
ぶっといポリプチを含む、そうあのノジュール。「盆栽クリーニング」プロジェクトです。
前回は、夏のアップで下の写真でストップしておりました。
それでもコツコツ、クリーニングを続けまして、なんとか完成にこぎつけましたのでご報告致します。
上の写真で、ターンして表面に見えていたポリプチに続いていることを祈りつつ、グラインダーで割を入れます。
よしよし、続いていそうだ。
この石、めっちゃ硬い三笠の石ですが、その分保存もよく、比較的分離も良いのがうれしい。
さらにグラインダーで掘り進めました。
やったー。続いてました。しかも途中で潰れたりせず、保存もOK。
当然、小さなゴードリは何個もか、飛ばしてしまいました。
さて、このポリプチにはユーボが並走していたのですが、そもそもこのノジュールは、下のように二つに分断されたノジュールなんです。
なので、両方に分断されたユーボを救い出し、ひとつにくっつけます。
ところが、気づかないうちに飛ばしてしまったようで・・・・・(泣)
欠損しておりました。
さらにもう一カ所。
クソー。
仕方ないので、パテで補修することに・・・・・。
私が愛用しているのは、模型でよく使っていた「ポリパテ」と「エポキシパテ」。どちらもキメが細かく使いやすいです。
今回は、エポキシパテをチョイス。
さて、クリーニングの続きですが、下の赤矢印のところを攻めて削り込みます。
さて、2017年もあけて、正月です。
実家に里帰りしましたが、半日ほどはクリーニングをさせてもらい、さらに削り込み・・・。
さらにさらに削り込みを行い、削り込み完成しました。
↑
きりがないので終了した or これ以上やると壊しそうなので
と言ったほうが正解でしょうか。
ばらばらになっていたユーボを補修、接着します。
グレーのところがパテの部分です。
まあ、うまく補修できたと思います。
このままでもよいのですが、自然な感じにかっこよくしたいので、塗装して目立たないようにしました。
以下、完成画像です-------------------------------
三笠 サントニアン
塗装しましたら、自分でもどこを補修したのか分からなくなってしまいました。
以前、補修塗装のことを記事にしましたら、賛否両論ありましたが、最近分かったのですが、紫外線ライトをあてるとどこを補修したか、はっきりわかるんです。
これもパテの部分がまるわかりでした(* ̄∇ ̄*)
ユーボの部分80mm
ポリプチコセラスが真ん中を突き抜ける。殻口は保存されているもよう
ヘテロプチコセラス。保存が良いので最後まで無いのが悔しいです
土台にしようと底を削ったら、二枚貝の化石。
種類はよくわかりません。
ほかにもポリプチの部分化石や、ゴードリが大小多数含みます。
高さは170mmくらいでしょうか。
最後は手づかみ!
ちかいうちに、もう片方のノジュールを完成させたいなー。
長文にお付き合いありがとうございました。
※apogon2さんに黒バックの写真の撮り方を教わりましたら、綺麗に撮れるようになりました。ありがとうございましたー。