INTO THE NATURE

~★へなちょこアンモナイトハンターの趣味のブログ★~

カテゴリ: アンモナイト

不定期アップです(汗)

ノジュールのときの写真を撮り忘れたので完成品です。
一部の方にはすでにお見せしたもので、新鮮みはございません(笑)

M笠サントニアン
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一部すれておりますが、最大のところで14cmのネオフィロです。
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厚みもしっかり。上の部分が殻との分離が悪く、なんとか形にはしましたが、ちょい傷だらけ。
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鷲掴みしても、満足な大きさですが、完全体だったらなぁ・・。
なんて思ってしまいます。

もう少しでシーズンインですね。

その前に、アルビアン展を見に行きたいです。

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


さて、前回の記事で予告したとおり、K別のノジュールクリーニング備忘録です。

もともと、下のようなノジュールで、すれていますがパキ決定!嬉しいノジュールでした。ヘソは残っているでしょ。
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削りだします。殻の状態も「良」。他には何もないと思っていたのですが、ヨコヤマさんが・・殻を壊してしまいました。
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意外といろいろ入っているノジュールでして、このポリプチコセラスにはどいてもらいました。
そして、その下からは・・・
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ゴードリ出現
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さらには、こんな二枚貝らしきものまで。
合弁です。大事にしよう!
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さて、ノジュールの裏側には、テトラが出てきました。
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パキだけしか無いと思っていましたが、この時点で、かなり賑やかなノジュールだとわかりました。



上のほうには保存は良くないですが、ナノナビス?
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だいたい掘り終え、下のようになりました。
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ボリュームが・・。
さらに堀りすすめ、完成品はこちら・・・!

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右側のゴードリ、ナノナビスは外してしまいました(外れてしまいました)
土台は、他の大きいテトラの住房の破片がうまく土台ぽくなったので、活用しました。


テトラとヨコヤマも同席
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キララガイの合弁は保存状態最高です。
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ユウパキは外巻を入れると11cm。入れないと7cmです。
なおキララガイは3cmでした。
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ちなみに、写真では真っ黒になっていますが、透けてる黒っぽいアクリル板が土台です。

こんばんは。


fossil1129さんのブログで、本日は「化石の日」というのを知りましたので、せっかくですので記事を上げることにしました。

ということで、最近は巡検にいっておりませんので、クリーニングがある程度できたもので、今年M笠で収穫したものを五月雨式に紹介いたします。

まずは小さなものから
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プゾシア 45mm&17mm コニアシアン

次は、でっかいスレたパキを割ってみたら中心が思っていたより残っていて、びっくりした一品。
上の蓋みたいなのは、脈です。
バラバラ事件的に割れたので接着補修しました。
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バラバラ事件の傷跡がひどいので、後ろは見せられません(笑)
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ユウパキディスカス(パキ系不明) 74mm サントニアン (2017.10.18修正)

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デンセ 68mm コニアシアン

もひとつ
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デンセ 68mm コニアシアン
裏にはイノセラ付き。このデンセは巻きが太いのでどっしり感があります。
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スレパキです。そんなに大きくないので、ヘソにとても期待していました。
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残念!ヘソは無かった。外巻も外しました。
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ユウパキディスカス 100mm サントニアン




最後は今年採取した中ではお気に入りです。


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裏面もヘソだし作業
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いや~~時間がかかりました~。殻がはがれる~。はがれる~。
瞬間接着剤を染み込ませながらやりましたが、なかなかそれでも難しい。

そして、ほぼ完成品。
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ネオプゾシア・ジャポニカ 180mm サントニアン 顎器、ウニとポリプチ付き
ヨコヤマオセラスと言ったほうが良いでしょうか。
いかんせん、もうちょっと綺麗にしようとは思っています。

以上、化石の日にアップいたしました。







(2017.09.28に種名追記)

今年、とうとうテキサナイテスを手に入れることができました。

クリーニング前
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正直なところ、破片でしょう~。ヘソは残っていないだろうな~。

あれ?意外と残ってるじゃないですか~。でも分離すこぶる悪いです。
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分離の悪い殻に悩まされつつも、なんとか形にしました。
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O平サントニアン テキサナイテス。

ヘソの状態が悪くても嬉しい一品です。でもやはり状態の良いものも欲しい!


と、あくる日、もとろんさんとRYOさんの3人で入った沢
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こんなことろを上って、上流を目指しました。
20170911古丹別 二股川の支流2_R
ここはサントニアン。テキサが出ないかな~?
おお!破片発見!
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でも、ノジュールがたんまりある沢ではなく、なかなか成果がありません。

とりあえず、サントニアンの苔(笑)
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上流のあたりまで登り、時間もきたので「帰りましょうか~。」となり、後ろ髪ひかれつつも・・・
「ちょっとだけ上を見てきてもいいですか?」
「どうぞ~」

細い沢をちょっと行った、その先で小さいノジュールを発見。コザコザしてたため、あまり見ずに一撃!
あれ?これって・・・・

テキサじゃない?テキサだこれ。
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やったー!これは中心残っていますよ~。
あとから上がってきたもとろん夫妻に報告~。でも大事なパーツを飛ばしたみたい~。
暗くなりつつある小沢で、3人で探しましたが、見つからず。飛ばしたメス型だけが無情にも見つかります。
諦めて、沢を降りることにしました。

家に帰宅後、嬉しくて嬉しくて、すぐにクリーニング開始!

正面
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サイドから
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母岩が柔らかいので、慎重にタガネを当てます。ちょっとでも強く叩くと、すぐに食い込んで穴が開きますので、ゆっくりゆっくり。

そして、完成しました。
約3cmと小さいですが、ヘソと突起の状態は完璧です。
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擦れた部分と飛ばした部分を描くと、赤線のような感じです。
DSC_0621 - コピー


アップで。
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外巻の一部しか残っていない部分は外したほうが良いかもしれませんが、残しておきます。
ことしの目標の一つが「テキサ」でしたので、目標達成です。
もとろんさん、RYOさんありがとうございました。

国立科博所蔵のものや、いろいろ調べた結果、Protexanites fukazawai ではないか?と考えています。
でも横井図鑑では「稀産」って書いてあるので、自信はないです(汗)  (2017.09.28追記)


そして、今年生まれたカブトムシ達。写真は最も大きかったオスで約68mmありました。
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秋となり、だいぶ寒くなりました。
とうとう本日こいつもお亡くなりになりました。
寿命です。
子供たち(僕にも)に思い出をありがとうございました。
あとメスカブトが2匹とアカアシオスが1匹です。

こんばんは。

今回は前回の記事でも少し書いた、密集ノジュールの紹介です。

こんなノジュールでした。
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まあ、コザコザノジュールです。今年(2017年)の6月にO平にいって採ってきたノジュールです。

どんどんはがしていくと、ゴードリやヨコヤマオセラスが見えてきました。
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としていますと、突起のある異常巻きが見えました。
ん!これは初めてな感じだ
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先を追っていくと、ターンしてます
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どこまで続くかな~?
だいたいここまでかな?
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初めてでしたので、書籍で探しましたところ、パラソレノセラスのようです。
まずまずな長さです。

他も削ります。
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それぞれは小さいけど、いろんなサントニアンの仲間が密集。
どの面にもアンモナイトがついているので、台となる部分がないんです。
いや、次のようなものを作るために、あえて土台となる部分を残さなかったというのが正解です。

ということで、こういったものを考えました。


まずは、ドリルで穴をあけます。振動で壊れるのではないかと、内心ヒヤヒヤ。
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アクリル板にも穴をあけ、ボルトを貫通させました。

子供に手伝ってもらいました。
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そして、化石を合体。接着剤で固定しました。
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そして、完成品。

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いかがでしょうか?パラソレノセラスは初めてなので、見やすいようにセットしました。

ちなみに、この盆栽にはいっているのは、わかる範囲(間違っているかもしれないけど)で

・ヨコヤマオセラス
・パラソレノセラス
・ゴードリセラス
・ダメシテス
・フィロパキ
・ポリプチコセラス
・ユウパキかメヌイテス
・イノセラムス

豪華でしょ?ぜーんぶ本当に小さいですけどね(笑)

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ユウパキかメヌイテスの幼殻かな?
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ゆくゆくは、このアクリル板に加工したアルミプレートで産地情報を入れる予定です。
ちょっとかっこいい標本台となったでしょうか?




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