あけましておめでとうございます。
ほぼ月1ブログと化していますが、ぼちぼち更新していこうと思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年始早々、いくつかクリーニングをしました。
左のノジュール(大きさ20~25cmくらいのノジュール)ですが、亀甲ぎみで中心にテトラがおりまして・・・
「テトラ出てきたー」と言っていたら、となりにテキサが!
保存状態もよさそう・・・だけど脈が横切ってるんですよね。
どこまでモノになるか微妙ですが、クリーニングしました。
グラインダーで削り削り。
「お!意外と続いているじゃありませんか」
保存は良いですが、地味に分離が悪い。
なんとか単離に成功。
最終形態はこれ↓
いい感じに仕上がりました。脈が入っていたノジュールだったせいか、殻の一部が重なっているところがあります。
テキサは、このゴツゴツ感がいいですよね。
大きさは55mmくらいです。
2018シーズンは小さいですがテキサが複数採れました。いつか10cmオーバーのものを採ってみたいですね。
ではでは。
タグ:サントニアン
O平サントニアン ウニ化石
以前サントニアンで採取した。ウニの化石がクリーニング終わりました。
前回紹介したA別のウニとは別物です。
ノジュールはこんな感じ。
非常に保存の良い光沢を放っています。
いままでウニを何個かクリーニングしていますが、分離もよく保存も良いのはこれが初めてです。
完成画像。母岩を残し、土台にしました。
大きさは35mmくらい
ウニの模様もしっかり残っています。
ウニ超大好きではないので、新生代には行きませんが、白亜紀のウニと、現代のウニ丼は別です(笑)
とても満足な標本となりました。
最後に、友人宅からうちに来たオオクワガタです。
北海道ではいないので、ちゃんと見たことがないのですが、大きいですね。
長い個体は5年生きるとか・・・。こちらも満足です。
M笠サントニアンのネオフィロ
M笠の収穫報告
fossil1129さんのブログで、本日は「化石の日」というのを知りましたので、せっかくですので記事を上げることにしました。
ということで、最近は巡検にいっておりませんので、クリーニングがある程度できたもので、今年M笠で収穫したものを五月雨式に紹介いたします。
まずは小さなものから
プゾシア 45mm&17mm コニアシアン
次は、でっかいスレたパキを割ってみたら中心が思っていたより残っていて、びっくりした一品。
上の蓋みたいなのは、脈です。
バラバラ事件的に割れたので接着補修しました。
バラバラ事件の傷跡がひどいので、後ろは見せられません(笑)
デンセ 68mm コニアシアン
もひとつ
デンセ 68mm コニアシアン
裏にはイノセラ付き。このデンセは巻きが太いのでどっしり感があります。
スレパキです。そんなに大きくないので、ヘソにとても期待していました。
残念!ヘソは無かった。外巻も外しました。
ユウパキディスカス 100mm サントニアン
最後は今年採取した中ではお気に入りです。
裏面もヘソだし作業
いや~~時間がかかりました~。殻がはがれる~。はがれる~。
瞬間接着剤を染み込ませながらやりましたが、なかなかそれでも難しい。
そして、ほぼ完成品。
ネオプゾシア・ジャポニカ 180mm サントニアン 顎器、ウニとポリプチ付き
ヨコヤマオセラスと言ったほうが良いでしょうか。
いかんせん、もうちょっと綺麗にしようとは思っています。
以上、化石の日にアップいたしました。
テキサナイテス
(2017.09.28に種名追記)
今年、とうとうテキサナイテスを手に入れることができました。
クリーニング前
正直なところ、破片でしょう~。ヘソは残っていないだろうな~。
あれ?意外と残ってるじゃないですか~。でも分離すこぶる悪いです。
分離の悪い殻に悩まされつつも、なんとか形にしました。
O平サントニアン テキサナイテス。
ヘソの状態が悪くても嬉しい一品です。でもやはり状態の良いものも欲しい!
と、あくる日、もとろんさんとRYOさんの3人で入った沢
こんなことろを上って、上流を目指しました。
ここはサントニアン。テキサが出ないかな~?
おお!破片発見!
でも、ノジュールがたんまりある沢ではなく、なかなか成果がありません。
とりあえず、サントニアンの苔(笑)
上流のあたりまで登り、時間もきたので「帰りましょうか~。」となり、後ろ髪ひかれつつも・・・
「ちょっとだけ上を見てきてもいいですか?」
「どうぞ~」
細い沢をちょっと行った、その先で小さいノジュールを発見。コザコザしてたため、あまり見ずに一撃!
あれ?これって・・・・
テキサじゃない?テキサだこれ。
やったー!これは中心残っていますよ~。
あとから上がってきたもとろん夫妻に報告~。でも大事なパーツを飛ばしたみたい~。
暗くなりつつある小沢で、3人で探しましたが、見つからず。飛ばしたメス型だけが無情にも見つかります。
諦めて、沢を降りることにしました。
家に帰宅後、嬉しくて嬉しくて、すぐにクリーニング開始!
正面
サイドから
母岩が柔らかいので、慎重にタガネを当てます。ちょっとでも強く叩くと、すぐに食い込んで穴が開きますので、ゆっくりゆっくり。
そして、完成しました。
約3cmと小さいですが、ヘソと突起の状態は完璧です。
擦れた部分と飛ばした部分を描くと、赤線のような感じです。
アップで。
外巻の一部しか残っていない部分は外したほうが良いかもしれませんが、残しておきます。
ことしの目標の一つが「テキサ」でしたので、目標達成です。
もとろんさん、RYOさんありがとうございました。
国立科博所蔵のものや、いろいろ調べた結果、Protexanites fukazawai ではないか?と考えています。
でも横井図鑑では「稀産」って書いてあるので、自信はないです(汗) (2017.09.28追記)
そして、今年生まれたカブトムシ達。写真は最も大きかったオスで約68mmありました。
秋となり、だいぶ寒くなりました。
とうとう本日こいつもお亡くなりになりました。
寿命です。
子供たち(僕にも)に思い出をありがとうございました。
あとメスカブトが2匹とアカアシオスが1匹です。