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朝のO平ダム

※今回の化石の産地とは無関係な風景写真です(笑)



久しぶりにアップします。

巡検もぼちぼち行かせてもらって、連れて行ってもらって幸せです。

さて今回は

こちらのノジュール。
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もとろんさんとfossilさんとで入ったチューロです。
GWころでしたので、まだ水が結構多く、でも先行者の割り跡多数。手付かずのノジュールを見つけることも困難でしたが、なんとか自採できたプゾシアです。

一撃で、一部破壊してしまい、破片もどっかへ飛び散って、一部欠損しちゃいましたが、かなり保存は良い。
このようにまるっとして、ツヤツヤして厚みもあるものは好きです。



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住房は割れて分離できるので、いったん外しておいて、へそのクリーニングを行います。
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グラインダーをダイス状にカットして、石を飛ばして。を繰りかえし・・・。
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内巻きを確認していきます。



へその部分の石をとばして、住房をはめてみました。
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なかなかいい感じです。多少タガネ跡はついてしまいましたが、写真の白い部分はグラインダーの粉が殆どです。

さて、プゾシアはある程度めどがついたので、このノジュールについている他の化石を観察します。
どうやらゴードリがついているようですが、ヘソは厳しい模様。
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他にももうひとつ大きめのゴードリが入っているようです。

グラインダーで石をダイス状にし、飛ばします。(写真右下あたりにゴードリがあります)
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んー。やはりヘソは厳しいか~!

掘り進めると・・・・。(泣)
やはりヘソの保存なし・
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さらに下に別のゴードリも発見!
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赤矢印がもひとつのゴードリ。保存はこちらのほうが良いので、このゴードリを生かすために、先ほどのゴードリを飛ばしてしまうか、否か。
これで、夕方になりましたので、次回まで、ちょっと考えることにしました。
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道北のノジュールは柔らかくていいですね。サクサク進みますが、その分勢い余って大事なところをまで飛ばしてしまいます(汗)